世界健康都市フォーラムでプラネタリーヘルスがメインテーマに取り上げられる
2024.11.18
2024年11月12日から14日にかけて、韓国・仁川にて世界健康都市フォーラム2024(WORLD HEALTH CITY FORUM 2024)が開催されました。
今年のテーマは、「Urbanization and Planetary Health, How to Make Smart Health Cities?」と、都市化とプラネタリーヘルス、スマートシティを結ぶものとなり、都市計画や街づくりにおいてプラネタリーヘルスが1つの重要な考慮要素として捉えられている様子がうかがわれます。基調講演では、プラネタリーヘルスの第一人者である Samuel Myers教授(Johns Hopkins Univeristy Institute for Planetary Health、Planetary Health Alliance)が登壇し、都市化との関係に言及されたようです。
日本でもスマートシティという言葉が広がりを見せるとともに、街づくりにおけるヘルスケアへの意識も高まっている中、プラネタリーヘルスはこうしたキーワードとサステナビリティを結び付ける重要な概念として、存在感を高めていきそうです。