2024年11月9日（土曜日）に広島大学で第3回 プラネタリーヘルスシンポジウムが開催されます。

シンポジウムのテーマは「プラネタリーヘルスのフレームワークで築く人類と地球の共生社会」であり、既存のサステナビリティに関する取組みとプラネタリーヘルスとの関連性を議論する模様です。

基調講演では、プラネタリーヘルスの第一人者であり、ジョンズホプキンスプラネタリーヘルス研究所所長であるサミュエル・マイヤーズ教授が講演されます。それ以外にも、プラネタリーヘルスの研究者による講演や、スマートシティや食など多方面からプラネタリーヘルスについて議論するシンポジウムも行われるようです。

日本の大学では、2022年に長崎大学がプラネタリーヘルス学環を設立し、東京大学がプラネタリーヘルスをテーマに民間企業との産学連携を表明する等、多くの取組みを実施していますが、今回の広島大学のシンポジウムもこうした学術機関におけるプラネタリーヘルスの盛り上がりを示す一例といえそうです。