2026年7月、日本で記録的高温を観測
2026.08.12
気象庁は2026年8月3日、7月中旬から下旬にかけて日本で顕著な高温が続いたと発表しました。同庁によれば、今年から運用の始まった酷暑日(最高気温が40℃以上の日 )は、同日時点で延べ34地点となり、2025年の30地点を上回って過去最多となりました。 また、西日本を中心に、1946年の統計開始以降で最も高い期間平均気温を記録した地域もありました。
こうした高温が継続した要因として、気象庁は、偏西風の北偏やチベット高気圧・太平洋高気圧の強まりによって、日本付近が非常に背の高い高気圧に覆われたことを挙げています。同庁は、こうした気象状況の背景に、地球温暖化による影響の可能性を指摘しています。対流圏全体の平均気温は平年より0.7℃高く、イベント・アトリビューション分析でも、7月中旬から下旬前半の高温は、地球温暖化がなければ起こり得なかったと評価されました。
プラネタリーヘルスの観点からは、猛暑は熱中症だけでなく、循環器疾患を始めとした複合的な健康リスクであることが明らかとなりつつあります。こうした現状を踏まえて、暑熱への対策や医療体制の強化を進めていく必要があります。